「xml.cms」について Cassavaで読み込んだファイルを xml 形式のファイルに出力します。 [マクロの置き場所] Cassava の「Export」ディレクトリに、設置して下さい。 [機 能] 1. 1行目のデータは、2行目以下の同列の要素名になります。 2. ルート要素名は、出力時に、インプットボックスから設定します。 3. 各セルのデータに対し、その親要素として「行」を用いります。[下図参照] 「行」要素の名前も、出力時に、インプットボックスから設定します。 4. 「行」要素には、「no」属性として、データ番号が付けられます。 5. ルート要素の「savedate」属性に、エクスポートした日付が記入されます。 6. 整形式のみの出力です。検証済みには出力出来ません。 [出 力 形 式]( xは、Cassavaでの列番号。yは行番号。) <ルート要素 savedate="エクスポートした日付"> <行 no="1"> y=2 <セル>データ x=1 <セル>データ x=2 <セル>データ x=3 <行 no="2"> y=3 <セル>データ x=1 <セル>データ x=2 : [エクスポート手順] @ メニュー:[ファイル]→[エクスポート]で XML 形式を選びます。 A 適当なファイル名を付けて[保存]を選択します。 B 「ルート要素名」を尋ねるインプットボックスが表示されますので、適当なルート 要素名を付けます。特に設けない場合、ルート要素名は、"LIST"となります。 C 「行」毎(単位)の要素名を尋ねるインプットボックスが表示されますので、 適当な要素名を付けます。特に設けない場合は、"Row"となります。 XMLファイルがエクスポートされます。ただし、データの量に応じて出力に時間が掛ります。 最後に. このマクロは、「元々の CSV 形式のデータを XML 形式に変換して出力する」ためのものです。 「Casava を使って、XMLファイル(その元となるデータ)を作る」ことは考えていません。 現在の「Cassava」の特長は、"CSVデータに特化して編集する"こと、そして、"誰にでも使い こなせる"ことだとishiは考えています。 複雑に構造化した XML ファイルを作るには、作成時に色々と制約を設けなければいけないし、 Cassava で作ろうとすると、更に制約や約束事を設けなければいけないので、それならば XML に特化したアプリケーションを使った方がいいような気がします。 なによりも、CSV から XML に変換すると、CSVの特長である「軽さ」と「寛容さ」がなくなって しまうので、デメリットも多い... ただ、将来的には XML の需要が増えてくる状況になってゆくと思います。 Cassavaユーザーの中で、XMLに対応した技術や、利用についてのサジェスチョンを出したり、 ディスカッションができる環境ができるといいですね。 ------------------------------------------------------------------------------------------ --> ishi